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連載企画

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第1回 三内丸山遺跡を楽しむ3つのアイテム 2018年8月15日

青森の夏を彩る青森ねぶた祭りが今年も華やかに開催されました。青森市の三内丸山遺跡でも、夜はねぶた観光、昼は遺跡見学、というお客様が特に多くなる時期です。ねぶたは重要無形民俗文化財に、三内丸山遺跡は特別史跡に指定されており、文化財保護に関わる者としては、街がこうした文化財で盛り上がることは非常によいことだと感じています。今年は三内丸山遺跡から出土したと思われる板状土偶を送り絵のモチーフにしていたねぶたもあり、こういうコラボレーションもあるのか、と思わず唸ってしまいました。

日本通運(株)青森支店ねぶた実行委員会制作による大型ねぶた

 

送り絵も見応えがある。中央に遮光器土偶(亀ヶ岡石器時代遺跡)、
左右に板状土偶(三内丸山遺跡)が祀られている。
(画像提供:(株)企画集団ぷりずむ)

 

三内丸山遺跡を訪れる際、多くの方はエントランスにある巨大な土器モニュメントの前で記念写真を撮り、そのまますぐに遺跡に向かわれる場合が多いようですが、その前に、まずは総合案内カウンターまでお越しください。ここでは遺跡見学をより楽しめる3つのアイテムを用意しています。

1つ目は、用意してある縄文服を着用してください。土器モニュメントの前でそのまま記念写真の撮影もできますし、縄文服を着用したまま見学もできます。大型掘立柱建物前や大型竪穴建物前は写真撮影の人気スポットにもなっており、縄文服を着て巡ることで縄文の雰囲気が格段にアップします。サイズは大人用と子供用があり、デザインもいくつか取りそろえております。カラフルな組紐も忘れずにご着用ください。
2つ目は、縄文土器に触ってください。総合案内には、三内丸山遺跡から出土した縄文時代前期から中期までの本物の土器5点を置いています。ここでは土器に触ることができるので、その手触りや重さを体験してください。もちろん、縄文服を着用しての記念撮影もおすすめです。
3つ目は、ITガイドを使ってみてください。遺跡内のいくつかのポイントで縄文時代のムラの様子をVR体験できます。当時の建物などが立ち並ぶ中で人々が生活する様子が見られるほか、発掘調査の状況も確認できます。また、さんまるミュージアムでは、重要文化財の大型板状土偶などの出土品をぐるぐる回していろんな角度から見たり、拡大してじっくり観察したりすることもできます。ITガイドは無料で貸出していますのでぜひご利用ください。(ITガイドについて、詳しくは三内丸山遺跡ホームページ又は北海道・北東北の縄文遺跡群ホームページをご覧ください。※新しいウィンドウが開きます。)

三内丸山遺跡では、より有意義に縄文を体感することができるよう、このようなアイテムをご用意してお待ちしております。ぜひ総合案内カウンターまでお越しください!!

(神 昌樹:青森県教育庁文化財保護課三内丸山遺跡保存活用推進室)

縄文服と本物の縄文土器。土器の文様や煤の跡などをじっくり観察してほしい。

 

ITガイドならではの縄文の魅力を体験できる。

プロフィール

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祝! 世界遺産推薦候補選定!!

世界文化遺産登録をめざす「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、各遺跡の担当者が青森県内の構成資産を紹介します。
自慢の逸品の解説や発掘調査のエピソードなど、現場が伝えたい縄文の魅力や遺跡ならではの楽しみ方をたっぷりご紹介! 遺跡に行きたくなること間違いなし!!
どうぞお楽しみに!!

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