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連載企画

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第4回 音と光で感じる縄文アート! 三内丸山遺跡へ行こう!! 2011年7月28日

三内丸山遺跡、秋の恒例イベントとなりつつあるFeel the Roots縄文アートフェスティバル。
NPO法人jomonismがお手伝いしているイベントです。

これ、何がすごいって、
遺跡の中で音楽フェスティバルを行なっちゃってること。

三内丸山遺跡は、足下に5500〜4000年前の遺跡が眠っている芝地の公園。
なだらかな丘陵に復元された竪穴式住居がぽこぽこ点在していて、
縄文時代にタイムスリップしたような感覚が味わえる場所なんです。

ゆるい空気が流れているとはいえ、ここは文科省が認定した特別史跡。
出入り禁止エリアや規制も多いのでは、と思いきや、
ステージは三内丸山遺跡の象徴とも言える六本柱の真ん前。
アーティストの姿とともに背後に巨大ながやぐらがドーン見えるという
実に迫力のあるシチュエーションでライブを堪能できるわけです。

はい、この通り。
どうですか? カッコいいでしょ?

苗場の森の中で開催しているフジロックや、
都市型フェスのサマーソニックなど、野外フェスにもいろいろあるけれど、
遺跡には遺跡独特の雰囲気があって、ロックやヒップホップ、レゲエ、
ダンスミュージックなんかとも実は相性がいいんです。

とくに三内丸山は縄文時代には祭祀が頻繁に行なわれたという場所。
今年の6月にはそのことを裏付けるかのように、
縄文時代中期の地層から踊る人の姿が描かれた土器が出土しています。

つまり、ここは太古の昔から「祈って踊る」には最適の土地で
だからこそ、ロックのノリやダンスミュージックともよく馴染む、
根っからのお祭好きする土地なわけです。

さて、Feel the Roots縄文アートフェスティバルに出演したアーティストを紹介しましょう。

初年度となる2009年は10月3日に開催されました。
アカペラグループのRAGFAIR、INSPi 、インディーズバンドのGENZやオルタビンゴ、
地元青森で活動するバンドなど総勢16組が参加。

日中は快晴→強風→大雨という、まるで一日の中に四季がめぐるような天候でしたが、
夜にはすっかり晴れて、大きな月がお目見え。
ちょうど満月の一日前でした。

そして、昨年は9月20日祝日の開催。

アイヌの楽器トンコリを取り入れたダブ主体のOKI DUB AINU BAND、
VJ迫田悠+澤田めぐみとROVOの勝井祐二やドラマーの沼澤尚らの即興バンドのはるめぐ祭、
犬式a.k.a.Dogggystyleの元メンバーとラティールシーによるアコースティック・アフログルーヴのTHE TCHIKY’Sに、
青森出身の人気シンガー、タカチャや、2年連続出場となるGENZ、青森の実力派バンド、
聞こえないふりをしたなど、10組の濃〜いメンツによるライブが繰り広げられました。

もうひとつの見所は会場演出。
OHPとスライド、ビデオをミックスした光・映像チームOVER HEADSが参加し、
夜の遺跡を幻想的にライトアップ。

ねぶたやマーブリングが建物に投射され、会場を極彩色に彩りました。

大型竪穴住居で行なわれたはるめぐ祭のライブは、もはや宇宙。

会場内では青森の食材を使った飲食出展のほか、
地元で活動するアーティストのアートや物品販売、
ワークショップが開催されて親子連れで賑わいました。

私も黒曜石で作るアクセサリーワークショップを開催し、
子どもから大人までいろんな方々に黒曜石のネックレス作りを楽しんでいただけました。

年々レベルアップしているという噂のFeel the Roots縄文アートフェスティバル、
今年は9月4日に開催決定です。

現時点で決定しているアーティストは、
縄文トランスバンドとも称されるラビラビ。即興で行なわれるプリミティブでエネルギッシュなライブは必見です。
3回目出場となるGENZは縄文オリジナルソング「ひかりのみち」を引っさげての登場。
夜はふたたびOVER HEADSの幻想的な光のショーが。
さて、何が起こることやら。

9月4日は青森の三内丸山遺跡に行こう!を合い言葉に、
今年の秋の計画をたててみませんか?
http://www.feel-the-roots.com/

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プロフィール

jomonism935のDiscover Jomon

フリー編集者・ライター
NPO法人jomonism会員

1972年北国生まれ。東京造形大学造形学部在学中よりインディーズ雑誌Scum発行。

映画のコピーライター、育児雑誌編集、サブカルチャー系書籍編集を経験したのち、フリーランスとして独立。オルタナティブな視線をモットーに縄文からサブカルチャー、オーガニックや子育てものなど興味の向くまま仕事中。

NPO法人jomonismでは「黒曜石でつくるアクセサリーワークショップ」などを展開。女性のための縄文をいろいろ企画中。

著書に『オーガニックライフ』『ラブ・キャンプ』(ともにマーブルトロン発行/中央公論新社発売)がある。

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