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連載企画

あそこのおかあさん縄文人だから -山田スイッチ-

第41回 石の世界への扉 2011年12月8日

縄文を好きになるということは、
縄文世界への扉が開くということなんです。

これは何も難しいことではなくて、
今までメガネ男子ばかりを好きだった女子が
たまたまメガネじゃない男子(視力の良い男子)を好きになってしまって、
「メガネじゃない男子もありかも!」

そう思った瞬間に世界中の非メガネ男子が
彼女のストライクゾーンに入ってきて、
広がったストライクゾーンにより、ときめく回数は増えることになります。
それは、「非メガネ男子世界」への扉が開いた瞬間なのであります。

縄文と関係がない話で大変恐縮なのですが、
メガネ男子好きの女子は、以外と多数存在するのです。
かくいう私も「男子はメガネをかけさえすればいい」
と言ってしまうぐらいに、メガネ男子のメガネが好きです。
もう、性格とか体格とかは二の次なのです。

しかし、私の夫であるケンさんという人は、
出会った頃から視力の良い人でした。
「ケンさんの視力って、どのくらいなの?」
おそるおそる彼に聞くと、
「両目とも2・0!」
と、自信を持って答えられ……、私は仕方なく
非メガネ男子の扉を開けたのでした……。
そこまで視力の良い人に、
メガネをかけてもらうわけにはいかなかったのです。

さて。そんなこんなで今年、私が新たに開いたのは、
「巨石世界への扉」でした。

今までは石を見ても、それほど心動かされるということはありませんでした。
ですが、巨石は、巨石以外のものを一緒に見た時に
突然にその巨石の良さというか、持ち味というものが
グッと立ち上がってきて、
石の持つ不思議な雰囲気に人を包み込むのです。

石は、ただの石です。
ですが、その石を眺めていた時に後ろにあった風景や、差し込んできた太陽の光が
時として、大きな意味を持って自分自身に降り注いでくる瞬間があります。

大石神ピラミッド

キリストの墓があることで有名な三戸郡新郷村の古代の祭祀場「大石神ピラミッド」の石を見て思ったのもそんなことでした。

石が何なのかなんて、全然わからないのです。
ですが、石の扉が開いてしまってからといもの、
自然と目が石を探してしまい、求めた石が見つかっただけで石に寄り添い、深い満足を覚えてしまうのです。

大きな石、小さくても気になる石、環状列石、苔がビロードのように表面を覆った石……。
そんな石を見つけた瞬間には、いつも「ああ、出会ってしまった」と、運命のようにそう感じてしまうのでした。

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プロフィール

山田スイッチ

1976年7月31日生まれ。

しし座のB型。青森県在住コラムニスト。 さまざまな職を経て、コラムニストに。 著書に「しあわせスイッチ」「ブラジルスイッチ」(ぴあ出版刊)、「しあわせ道場」(光文社刊)がある。

趣味は「床を雑巾で拭いて汚れを人に見せて、誉めてもらうこと」。

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