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縄文の風を感じてみませんか?-土岐 司-

第12回 遊びこころ それが心のゆとりです(その1) 2009年2月23日

日常から離れて旅にでる喜びは、期待あり不安ありで否応なくテンションがあがるのは私だけではないでしょう。相応の経済的な負担を担保にして得た時間を何によって満たすのだろうか。出会う景色、出会う食、出会う人、そしてツアーの同行者と多岐にわたる。ご夫婦での参加、シングルでの参加や、?のペアー。どれでもよいが未知の世界を覗こうとする共通の「旅目」(「たびもく」と読んで欲しい)があるのです。

今の時代、旅の途上でクモスケに身ぐるみを剥がされる心配こそないが、日本国内では安全の保障は100%でしょう。特に危険を伴い、山岳保険に加入しなければ参加できない旅行は多くない。昔の日本人は「旅の恥はかきすて」と公言して憚らないところがあったと思うが、今の時代は許されない。どこかの国の世界遺産に落書きした日本人のニュースがあったが許されない行為だ。

「遊び心」とは、センスやユーモアの質の高さを備えていてこそ格好がよいものと考えます。自分だけの「遊び心」を満足させることで周囲を不愉快にさせるなどはもってのほかでしょう。

ちなみに、団体旅行で訪れる皆さんの中にクマ鈴をザックに下げている方も少なくない。ご本人は旅先の記念にと購入されたのでしょうが、人によっては数個も下げている姿も見られます。静かに解説を聞いているお客様の傍らを鈴音の喧騒がよぎる。森の音に心を澄ましている多くの方には騒音の何物でもない。

「こんなに人がいるところにクマが出るのかしら」と呟く声は騒音の出し主には届かない。時には「鈴の音!誰が出してるの!耳障りね」と聞えよがしに呟く声に同意したくなることがある。遊びこころ・・・自己満足に注意です。

遊びとは・・・・心を豊かにする潤滑油かもしれない

遊びとは・・・・つっぱらないことかもしれない

遊びとは・・・・隙間をもつことかもしれない

自然は、こんなことも教えてくれているようです。白神はイイ!

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プロフィール

土岐 司

1942年青森県生まれ

高校理科教員を38年勤め、2004年有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊を設立。 教員在職中、白神山地を題材とした授業の中で、白神の自然を後世に残すという想いに目覚める。

会社設立より現在に至るまでのシーズン中(5月中旬~11月中旬)に白神を留守にしたのは片手で数えるほど。

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