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連載企画

縄文の風を感じてみませんか?-土岐 司-

第16回 旅支度に身をよせて1 2009年5月25日

白神山地(暗門の滝エリア)を訪れるお客様には、アルプスの山岳部を行くような重装備からリゾートに遊びに行くような軽装まで様々です。その理由を考えてみると情報が少ないのが一番でしょう。

情報の少なさの原因は現地からの適切な情報が発信されていないことがうかがわれます 。多くの個人のお客様はどこに問い合わせればよいのか分からないとも言います。また、問い合わせても適切なアドバイスが得られないとの声も聞かれます。

いずれにしろ、情報を的確に入手することは「敵を知る」に通じたことだけに自助努力も必要でしょう。私が課題だと思うのは「散策道」という案内表示が曖昧であり、どの程度の支度が必要かの判断を迷わせているように考えます

ここでは、幾つかのコースの特徴について述べましょう。

「暗門の滝コース」

暗門の滝は、三つの滝で構成されています。普通、最初に出会う滝が第三の滝です。その上に第二、第一の滝と登りが入ります。第二、第一の滝に行くには登りが必要ですが「行きはヨイヨイ、帰りが怖い」で萎えた膝では転倒が怖いところです。トレッキングポールを持つことで転倒を避けることができます。コースタイムは単独と団体、解説ガイドの有無により違いますが、解説ガイド同行で多く見て往復3時間を準備すればいいでしょう。したがってコース内ではランチは考えない方がよいかと思います。用便の問題も考えるからです。雨天が続いた後は、落石や増水でコース閉鎖の場合があります。持ち物は、水と雨具は必携ですが、傘は遠慮していただきたいと思います。

「ブナ林散策道」

往路は登りが大半だと考えた方が無難です。散策道だけですと暗門の滝コース同様に単独と団体、解説ガイド付きで時間が変わりますが、解説ガイド同行で2時間30分位をみると良いでしょう。どちらにしても「散策道」とは言え山地ですので、転倒と事故防止のため、靴だけはタウンシューズは避けて欲しいのです。

(その2へつづく)

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プロフィール

土岐 司

1942年青森県生まれ

高校理科教員を38年勤め、2004年有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊を設立。 教員在職中、白神山地を題材とした授業の中で、白神の自然を後世に残すという想いに目覚める。

会社設立より現在に至るまでのシーズン中(5月中旬~11月中旬)に白神を留守にしたのは片手で数えるほど。

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