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連載企画

縄文の風を感じてみませんか?-土岐 司-

第18回 旅支度に身をよせて3 2009年6月22日

「高倉森自然観察歩道コース」

西目屋村管内では、難易度が比較的高いコースです。案内地図では難易度を中程度と書かれていますが、誰を基準にしているのかは不明ですので現地の責任あるガイドに聞くのが一番です。「責任ある」とは安全対策を万全に出来るガイド団体を意味します。簡単に言うと「お客様が希望されても天候状態で判断して、断ることもできるガイドがいるところ」でしょう。それだけリスクを伴うコースであることは分かりいただけたでしょう。ただし、津軽峠から高倉森山頂往復と山頂からアクアグリーンANMONまで下る縦走コースの二つから選択できます。縦走の場合は「私は、昔ワンダーフォーゲル部でした」は通用しませんのでご理解ください。時間にゆとりがある方には山頂往復は楽しく、わずかに遠望も得られ、原生度の高いコースなので満喫できることでしょう。

持ち物は、滝コースとは異なり十分な水(夏場だと1Lは必要でしょう)を第一に挙げます。雨具、登山靴が必要です(現地ガイドはスパイク付き長靴で行きます)。その意味は下り道が大変だからです。「登りは良いよい、下りが辛い」コースです。露出した岩盤と砂岩の下りはスリップとの戦いです。準備万端でコースを終えた達成感は格別です。コースタイムは約3時間ですが、ランチタイムを楽しむことも可能です。ただし、解説ガイドの同行で「私は何時間かけても平気です」とは言え、ガイドの料金は「ガイドの時間」で算出されているので無限に時間を提供出来ないのはご理解いただけるかと思います。

お客様には「毎日ウォーキングしているから」と自分の体力を誇示される方がおります。体力があることと自然に対応する能力は違うということを理解しておくのも大切です。私はお客様に次のように問いかけます。「気持ちは若くても体は若くないのです」と・・・。

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プロフィール

土岐 司

1942年青森県生まれ

高校理科教員を38年勤め、2004年有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊を設立。 教員在職中、白神山地を題材とした授業の中で、白神の自然を後世に残すという想いに目覚める。

会社設立より現在に至るまでのシーズン中(5月中旬~11月中旬)に白神を留守にしたのは片手で数えるほど。

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