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連載企画

あそこのおかあさん縄文人だから -山田スイッチ-

第65回 土偶時間 2014年2月3日

どうも! 土偶のゆるキャラ、ドグ子です!
今日はドグ子の土偶時間についてお話するね!

「一日が24時間じゃなくて、48時間あったらいいのに~!」
って、みんな思ったことあるでしょう?
全然仕事が間に合わないとか、遊ぶ時間がないとか、
期末試験まであと一日だっていう時に、「一日が48時間……せめて、27時間あれば」
って思うYONE!

そこで、生まれたのが5000年前(縄文時代中期)の土偶の先輩にどうしたら
もっとゆっくり過ごせるのかを聞いてみたの!
土偶の先輩は土の中に何千年もいたからけっこう、
生活の知恵が発展しているんDAYONE!

ドグ子 「ドグ子もう、一日24時間だとやっていけないんです! どうしたらいいんですか?」
土偶の先輩 「それじゃあ、土偶時間で生きるっきゃないかもね!」
ドグ子 「ええっ、何ですかその、土偶時間って!」
土偶の先輩 「あのね、普通の人は一日を一日と数えるでしょう? だけどそれに飽きたら二日を一日として数えてみてもいいんじゃないの? そうしたら一日48時間手に入るってWAKE!」
ドグ子 「ええ~! でもそれじゃあ、会社に一日に二回行かなきゃいけないじゃないですか!」
土偶の先輩 「それじゃ、会社に寝泊まりしちゃうってのはDOU? ちょっと長い昼休みみたいな感じで。」
ドグ子 「それ、絶対嫌なんですけど~!」
土偶の先輩 「でも、土偶時間で暮らせば洗濯も掃除もお風呂も、二日に一回で済んじゃうわよ! 服も着替えるの面倒だから、二日に一回着替えればいいし。そうすればお洗濯の数も減るし……」
ドグ子 「さすが先輩……! 土偶っていうけどなんか、主婦なんですねえ……なるほど~。縄文のビーナスとか地母神とか言われているけど、実際のところはオカンなんですね!」
土偶の先輩 「いやいやいや、言っておくけど人が毎日とか二日に一回風呂に入るようになったのって、超・近代ですから! ほんの五十年前までお風呂なんて井戸から水汲んで、薪で沸かしていたんだからね! そんなにしょっちゅう入らないわよ。」
ドグ子 「ええ~! エコキュートとかなかったんですか!?」
土偶の先輩 「当たり前じゃないの! それに布とか貴重で着替えとかもマジなかったから! 子どもがおねしょしたって、着替えさせるものがないからそのまま学校にやったものよ? 学校に行けばそのうち乾くんだから。」
ドグ子 「ええ~、なんか過酷~! 五十年前でこんなだと、縄文時代って相当大変だったんじゃないですかあ?」
土偶の先輩 「でも、あの頃(5千年前)は縄文海進で温暖化していたから、住みやすかったかも。翡翠でオシャレしてる人もいたし。今より2・3度暖かったよ~!」
ドグ子 「なにそれ~! 超・羨ましいんですけど!」
土偶の先輩 「ドグ子もさあ、アンタ土偶だから多分、何千年も平気で生きるわけじゃない? だから焦らなくても大丈夫だから。どっかケガしたら接着剤で付ければいいから。もっと適当に暮らしなさいよ!」
ドグ子 「ええっ!? ひょっとして、それが先輩からの土偶時間のアドバイス!?」
土偶の先輩 「そうよ~。一生は長いんだから、もっと焦らずてきとうに暮らしなさ~い!」
ドグ子 「先輩! わかりました! ドグ子がんばりま~す!」

一日が48時間で一生が何千年もあると思うと、
ドグ子も結婚とか焦らないで済みそう☆です!
だけどドグ子はいつでも彼氏募集中だからね!

ドグ子より☆

イラスト

コメント

  • あら、では彼氏に立候補しちゃおうかしら。
    私もいつでも嫁さん募集です。焦ってます。

    2014年2月3日 11:46 AM | キューティーブロンズこさぶろう

第65回 土偶時間 への1件のコメント

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プロフィール

山田スイッチ

1976年7月31日生まれ。

しし座のB型。青森県在住コラムニスト。 さまざまな職を経て、コラムニストに。 著書に「しあわせスイッチ」「ブラジルスイッチ」(ぴあ出版刊)、「しあわせ道場」(光文社刊)がある。

趣味は「床を雑巾で拭いて汚れを人に見せて、誉めてもらうこと」。

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