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あそこのおかあさん縄文人だから -山田スイッチ-

第75回 ヒンバ族と土偶 2014年12月19日

縄文館でデートして

2011年7月に開館した是川縄文館の常設展示の入り口は、
縄文の文様が光で現れてくるくる回る、プラネタリウムみたいだったの!
子どもも大人もワクワクしちゃう。
きっと初めてのデートは是川縄文館だったっていう八戸ッ子も多いんじゃないかな?

泥炭地だった是川遺跡では
漆塗りの木製品が空気に触れず、酸化や腐敗を免れて美しい状態で発見されたんDAYONE!
櫛や耳飾り、腕輪なんかの縄文アクセサリーや漆塗りの弓矢が
黒を貴重にしたシックな展示ケースに展示されていて。
まるで美術館みたいDAYO☆

ここの目玉は縄文人の指紋が残っている漆塗り製品なの!
ボランティアのおじさんが「ここが見どころ!」と一生懸命教えてくれました☆
おじさんは土器や漆器の見どころを色々教えてくれながら、
「これは私の説なんだけど、縄文土器は女性だと思うんです!」
って元気に言ったの。

「女性ですか?」
「そう。土器の口縁部は女性の王冠です。そして目があって、渦巻き文様がある」
「あ~、そういえばそう、見えなくもない……。確かに、火焔式土器は王冠に見えますYONE!」

風張Ⅰ遺跡から出土した土器は、なんだか幾何学的な雰囲気がいっぱいなの☆
相当、冒険心に富んだデザイン。
口縁部に三角の山がたくさんついている土器で料理をする時縄文人は
一体どんなことを考えていたんだろう?

だって、お鍋のふちにものすごい装飾がついていたら
お玉で混ぜる時邪魔じゃない?
だけど敢えて、実用性より美を優先したんだよNE☆
土偶から見る縄文人の服のセンスとか、髪型のセンスを見ると
ドグ子はアフリカのナミビア共和国で暮らすヒンバ族を思い出すの。

日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」で紹介された
「一生お風呂に入らない民族」・ヒンバ族は、
体にオーカという赤い酸化鉄を含む岩石を砕いた粉を
バターで溶いて、顔や髪、全身に塗っているの。

上半身は裸で首周りには装飾を付けて。
しかも本当にお風呂に入ったり体を洗う習慣が無いので、
塗ったオーカは一生落とさないのだそう。
髪の毛もまるでドレッドヘアのように固まっていて、結いやすい。
彼女たちの髪型が、ミミズク土偶や遮光器土偶、
合掌土偶の髪型に似ているんDAYONE☆

土偶のおっぱいって、明らかに服の上についている感じがするじゃない?
ひょっとすると縄文人は上半身は裸で、下半身に布を巻いていたヒンバ族のような
オシャレさんだったんじゃないか? そう思ったドグ子でした☆

イラスト

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プロフィール

山田スイッチ

1976年7月31日生まれ。

しし座のB型。青森県在住コラムニスト。 さまざまな職を経て、コラムニストに。 著書に「しあわせスイッチ」「ブラジルスイッチ」(ぴあ出版刊)、「しあわせ道場」(光文社刊)がある。

趣味は「床を雑巾で拭いて汚れを人に見せて、誉めてもらうこと」。

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