引き続き新年度も、どうぞよろしく。
私たちNPO法人三内丸山縄文発信の会の機関誌・縄文ファイルの最新号が届きました。表紙を飾っているのは、亀ヶ岡遺跡出土の遮光器土偶です。
そのキャプションには、「今、土偶が熱い!」とありました。
ほんとうに、今、あらためて土偶が、見直されています。
口火を切ったのは、去年のロンドン・大英博での展覧会。そして、そのあとの上野・東博での里帰り展は、おおいに盛り上がりました。その余韻は、まだ続いています。
イギリスでは、去年のロンドン・大英博での展覧会に続き、セインズベリー日本藝術研究所で、今年6月、バルカン半島と日本列島の土偶の比較展が開かれます。
ところで、私たちNPO法人三内丸山縄文発信の会でも、以前から、土偶の「缶バッジ」をつくり、縄文塾の講師は、胸につけるルールになっています。
このバッジを会員がフランスの映画祭につけていったところ、とても注目されたということです。「缶バッジ」のデザインは、いずれも、三内丸山遺跡から出土したかわいい土偶たちです。上野の東博の土偶展では、小さな土偶のアクセサリーが飛ぶように売れて、品切れになったといいます。
今年は、きっと、この「缶バッジ」をはじめ、様々な土偶グッズが登場して、縄文を盛り立ててくれるような予感があります。
まさに、土偶こそ縄文の文化大使なのです。