先月は外国の子どもたちが作ったJOMON DOGUのお話でした。
今回は 大阪のおっちゃんとおばちゃんが作った JAZZ DOGU のお話です。
大阪ダウンタウンは天神さんに程近い天神橋筋6丁目、通称天六にて エエかげん倶楽部「縄文サロン」は毎月ビール片手に執り行っておるのです。
わが「ブックカフェ ワイルドバンチ」は ご覧のように大変居心地のいい古本屋兼バーであり、JAZZと映画が大好きなマスターが昔とった杵柄でミュージシャンや映画通なども集まって「まったりする」ほんまにええとこなんです。
縄文サロンは毎月テキトーにスピーカーを決めるので、時にはドタキャンになって「仕方ないし粘土で土偶でも作るかぁ・・・」という月もあります。今月はまさしくそういう月でした。
そもそも 始めたばかりの頃の縄文サロンは毎月粘土をやってたんです。 おとなしそうなOLの方がものすんごい鬼面を作ったり、ごっついおっさんが繊細を極めたちいさなお人形をつくったりするもんで、おもしろくてしばらく作り続けてたんですね。
7年の月日のうちには開催場所も流転し、メンバーも増え、ついにこの居心地のいいカフェバーを見つけて、近頃はもっぱら当番で、しゃべる人とそこにいちいちコメントをねじ込む人々の“縄文しゃべくりバトル”的な様相を呈していたので、ここらで粘土の土いじり というの、はなかなかいい中休みでした。
天六の古本屋ジャズライブバー
book cafe WILDBUNCH
中休みとはいえ、ご覧下さい!会社帰りの疲れも見せず、ビールを飲むのも忘れて没頭する人々・・・どんなに叩いても組みついても さっくりとひたすら受け止めてくれる粘土。ありふれた言い方ですが、これは本当に癒しの作業です・・・知らず知らずに没頭してしまうのです。コワイコワイ。
さて、そこで今回の土偶のテーマですが、せっかく久しぶりに作るんだし、このカフェに来てから思えば初めての土偶作りです・・・じゃあここの雰囲気にちなんでJAZZを演奏している土偶を作ろう!ってなことになりました。(写真
んで、結果発表!・・・・・・どうです? セッションやってるぜ! って感じしませんかね?
楽器はさすがにむつかしいので 既製品のブックマークを使いましたが、ちょっとJAZZっぽいでしょ **後ろのほうんびは 飲みすぎの土偶も・・・・
THE POWER OF DOGU Ⅱ
安芸 早穂子 HomepageGallery 精霊の縄文トリップ