1998年、青森県外ヶ浜町の大平山元遺跡から、16500年前の土器が出土しました。
これは、日本で最も古い土器とも言われています。
実はキューティーブロンズの使命は人を笑わせることではありません。お笑いに便乗して縄文を世界に広げることこそ、真の使命なのです。
…だからちょいちょいすべるのよ。うん…
とかく!その使命を果たすためにも、縄文時代黎明期を学ぶ、すなわち大平山元遺跡訪問が不可欠!!
ってことで、
こんな青空の綺麗な日に、外ヶ浜に降り立ちました~♪
実際わっくわくっすよ。
何せ、日本最古ですから。
さて、現在、この遺跡の大部分は住宅街です。
当然、神社もあります。
この神社、たまーに?よぉーく?地面をみて探すと土器片が落ちてたり?する?ことも?ある?そうです。
クエスチョンマークが多いのは僕らは見つけることが出来なかったから。ぷんぷんっ!
一見なんてことない空き地…
実は、16500年前の土器はここから出てきました。
ふえぇぇぇ。
こさぶろう、びびって顎が出てます。
気が遠くなるほど昔から人が住んでいたという痕跡が、普通の住宅街の中にある…何かとても感慨深いです。16500年前の生活を想像しながら街を探索するのも、なかなか乙なものですよ。
…縄文時代だったらオカリナで女性を口説けたりしないかな…?なんてしょうもないことを考えながら歩いていると…
すとーんあーと??
でけー。
すっげ。でっけー。かっけー。
街の中に突然、超巨大ストーンサークル。びっくり!!
この作品は2011年に有志の方々によって作られたそうです。山田スイッチさんも携わってるとか。しかも手作りですって。
縄文時代のストーンサークル同様、想いも祈りもこもったこの作品、7700個もの石を使ってます。
そして、自由に立ち入ることも触ることもできるんです。
何かパワーもらえそう。これでオカリナで女性を口説けるようになるんじゃないかしら。
そしてストーンアートの隣には
もともと小学校だったこの建物には、出土した土器や石器の展示、解説があります。
もともと保健室だった小さな部屋なんですけど、とてもわかりやすく説明されています。
そしてこれが、大平山元遺跡から発見された土器片です。
縄文土器というと縄の紋様が特徴ですが、こちらは無紋なのです。
日本で一番最初に焼かれたかも知れない土器。これは感激です。
ちなみに、こさぶろうに縄文人のまねをさせてみました。
うーん。心なしか普段より男前に見えます。
やはり、生まれてくる時代を間違えたのか。。
そして、遺跡関連の他に、明治、大正、昭和の道具、服、機械、写真等の展示もあります。
木の匂いが懐かしい。THE 昭和って感じでしょ?
そしてこの廊下から見える3つの教室に展示されている道具、実は全てお触りオッケー。
もちろん服も着れちゃう。
またぎ野崎。私服よりお洒落です。
やはり生まれてくる時代を間違えたのでしょう。
脱穀機らしいです。
写真だとリハビリにしか見えませんが、これもまた楽しい。
しかし、こちらは古い木造建築建物なので、建物自体の限界が近そうです。
なんとも寂しい限りですが、是非、この貴重な建物があるうちに、この木造建築の匂いの中でノスタルジックな経験を。行くなら今ですよ。
ストーンアートも資料館もお触りオッケー。あ、出土品とかは違いますけどね。いずれにせよ、外ヶ浜町さん、なかなか太っ腹です。
実際に見たり触ったりしなきゃ解らないものって多いもんね。
ちなみに我々も月1でライブを行っておりますが、見て、触って、体感してみませんか?あ、縄文に便乗して宣伝してしまった…
遺跡は埋め戻されており、私有地のため立ち入りはできませんが、付近に説明板がありガイダンスされています。出土した日本で最も古い縄文土器片(町指定文化財)や石器などは、遺跡近くの「外ヶ浜町大山ふるさと資料館」にて見ることができます。また、「外ヶ浜町大山ふるさと資料館」には、その他の町内遺跡で出土した縄文土器などを展示しています。
<アクセス>
◎JR
JR青森駅から津軽線「三厩」行き、「大平駅」下車(約70分650円)徒歩15分
◎タクシー
JR津軽線大平駅から約10分(約1,700円)