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連載企画

キューティーブロンズの縄文のたしなみ

第5回 大平山元探索で、縄文パワーと昭和のぬくもりをGET! 2013年11月20日

1998年、青森県外ヶ浜町の大平山元遺跡から、16500年前の土器が出土しました。
これは、日本で最も古い土器とも言われています。

実はキューティーブロンズの使命は人を笑わせることではありません。お笑いに便乗して縄文を世界に広げることこそ、真の使命なのです。
…だからちょいちょいすべるのよ。うん…

とかく!その使命を果たすためにも、縄文時代黎明期を学ぶ、すなわち大平山元遺跡訪問が不可欠!!

ってことで、

青空

こんな青空の綺麗な日に、外ヶ浜に降り立ちました~♪
実際わっくわくっすよ。
何せ、日本最古ですから。

さて、現在、この遺跡の大部分は住宅街です。
当然、神社もあります。

神社

この神社、たまーに?よぉーく?地面をみて探すと土器片が落ちてたり?する?ことも?ある?そうです。
クエスチョンマークが多いのは僕らは見つけることが出来なかったから。ぷんぷんっ!

土器発見現場

一見なんてことない空き地…
実は、16500年前の土器はここから出てきました。

ふえぇぇぇ。

顎が出てるこさぶろう

こさぶろう、びびって顎が出てます。

気が遠くなるほど昔から人が住んでいたという痕跡が、普通の住宅街の中にある…何かとても感慨深いです。16500年前の生活を想像しながら街を探索するのも、なかなか乙なものですよ。

…縄文時代だったらオカリナで女性を口説けたりしないかな…?なんてしょうもないことを考えながら歩いていると…

ストーンアート看板

すとーんあーと??

ばんざい

でけー。
すっげ。でっけー。かっけー。

街の中に突然、超巨大ストーンサークル。びっくり!!

この作品は2011年に有志の方々によって作られたそうです。山田スイッチさんも携わってるとか。しかも手作りですって。
縄文時代のストーンサークル同様、想いも祈りもこもったこの作品、7700個もの石を使ってます。
そして、自由に立ち入ることも触ることもできるんです。

あぐら

何かパワーもらえそう。これでオカリナで女性を口説けるようになるんじゃないかしら。

そしてストーンアートの隣には

大山ふるさと資料館入口

もともと小学校だったこの建物には、出土した土器や石器の展示、解説があります。

絵を見ている2人

もともと保健室だった小さな部屋なんですけど、とてもわかりやすく説明されています。
そしてこれが、大平山元遺跡から発見された土器片です。

土器片
縄文土器というと縄の紋様が特徴ですが、こちらは無紋なのです。
日本で一番最初に焼かれたかも知れない土器。これは感激です。

ちなみに、こさぶろうに縄文人のまねをさせてみました。

縄文人のまね

うーん。心なしか普段より男前に見えます。
やはり、生まれてくる時代を間違えたのか。。

そして、遺跡関連の他に、明治、大正、昭和の道具、服、機械、写真等の展示もあります。

廊下

木の匂いが懐かしい。THE 昭和って感じでしょ?
そしてこの廊下から見える3つの教室に展示されている道具、実は全てお触りオッケー。

先川・火の用心

もちろん服も着れちゃう。

またぎこさぶろう

またぎ野崎。私服よりお洒落です。
やはり生まれてくる時代を間違えたのでしょう。

脱穀機
脱穀機らしいです。
写真だとリハビリにしか見えませんが、これもまた楽しい。

しかし、こちらは古い木造建築建物なので、建物自体の限界が近そうです。
なんとも寂しい限りですが、是非、この貴重な建物があるうちに、この木造建築の匂いの中でノスタルジックな経験を。行くなら今ですよ。

ストーンアートも資料館もお触りオッケー。あ、出土品とかは違いますけどね。いずれにせよ、外ヶ浜町さん、なかなか太っ腹です。

実際に見たり触ったりしなきゃ解らないものって多いもんね。
ちなみに我々も月1でライブを行っておりますが、見て、触って、体感してみませんか?あ、縄文に便乗して宣伝してしまった…

■大平山元遺跡■
遺跡は埋め戻されており、私有地のため立ち入りはできませんが、付近に説明板がありガイダンスされています。出土した日本で最も古い縄文土器片(町指定文化財)や石器などは、遺跡近くの「外ヶ浜町大山ふるさと資料館」にて見ることができます。また、「外ヶ浜町大山ふるさと資料館」には、その他の町内遺跡で出土した縄文土器などを展示しています。

<アクセス>
◎JR
JR青森駅から津軽線「三厩」行き、「大平駅」下車(約70分650円)徒歩15分
◎タクシー
JR津軽線大平駅から約10分(約1,700円)

プロフィール

キューティーブロンズの縄文のたしなみ

こさぶろう(左) 先川栄蔵(せんかわえいぞう)(右)
1979年3月15日生まれ
青森県弘前市出身
1982年11月22日生まれ
東京都世田谷区出身

2006年、吉本の養成学校「NSC東京」に入学。(NSC東京12期生)
2007年にコンビ結成。東京を中心に、吉本若手芸人が出演する劇場にてネタを披露するだけでなく、芝居(吉本新喜劇、神保町花月)にも出演。
2011年、吉本興業「あなたの街に“住みます”プロジェクト」を機に青森市に移住。
青森市でのねぶた制作・祭り参加、十和田湖でのお笑い遊覧船ガイド・かまくらでのお笑いライブ、鰺ヶ沢町ではわさおとコラボTシャツを作っていただいたほか、昨年夏には「一週間縄文生活」にて縄文人の生活を体験するなど、県内各地での活動を通して青森県の魅力を全国に伝えようと日々努力中。

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