縄文人もこの場所を訪れ、
漆を赤くするためのベンガラを採っていたという
「赤根沢の赤岩」(あかねざわ の あかいわ/今別町)に行ってきたドグ~!
行ってみてびっくり!
ベンガラ(酸化鉄)の赤い大きな岩の塊が
ドグ子達をお出迎えしてくれたんだドグ~!

高さ約1.4メートルもの赤岩は迫力満点ドグ!
「ふおお……! この岩、縄文時代に縄文人が使ったベンガラと
同じものなんだドグね!! すごいドグ~!」
「漆に過熱処理したベンガラの粉末を混ぜて赤くするんです。」
「ふお! その声はミスター縄文こと、岡田康博さん(青森県世界文化遺産登録推進室長)ドグね!?」
「赤漆が塗られた土器やかごがありますが、土偶も大体が赤く塗られていたんですよ。」
!? 土偶はほとんどが赤かった…?
そんなの、初耳ドグ~!?
「すごい! ガンダムに登場するシャアザク(シャア専用ザク)みたいドグ!
やっぱり特別なものは赤いっていうのは太古の時代から変わらないんだドグね!」
「ここのベンガラは岩木山神社の大堂や山門、日光東照宮の修理でも赤い塗料として
使われていたんですよ。」
「ふおお……! そういえば鳥居も赤いドグ~!」
やっぱり赤には特別な意味があるんだドグね!
ドグ子も赤い三号機作ろうドグかな。
ドグ子、普段は初号機で活動しているんだドグけど、
弐号機は最近、改良によって目が光るようになったんだドグ。
木造駅仕様ドグ~☆
- 裏側を見ると赤さがよくわかるドグ
- 天然の“赤”。岩の中はもっと赤いドグかな?
赤根沢の赤岩は付近一帯が昭和30年に県の天然記念物に指定されているんだドグけど、
その利用は縄文時代よりも古く、旧石器時代から使われている可能性もあるんだって!
ラスコーの壁画みたいなのも探せば出てくるのかも!?
足元をよく見てみると、なんと!
この赤岩から山の方まで地面が赤いんだドグ~!
この辺一帯がベンガラ(酸化鉄)を含む地層なんだドグね!
ここで採ったベンガラは、土偶に塗られ、
赤く塗られた土偶は「何者?」と思えるくらいに格好良かったんだと思うドグ!
- 地面も、露出している岩も、赤いドグ☆
- 「赤根沢」という地名に納得ドグ~!!
八戸市の風張1遺跡から出土した合掌土偶が真っ赤だったっていう話を聞くと、
何やらただならぬ存在感を感じてしまうドグ子ドグ~。
ドグ子も昔は赤かったんだドグかな?
赤は特別な色。真っ赤なドレスを見るとドキッとするように、
特別な感情を持って縄文人も赤い土偶を見ていたのかもしれないドグ~!
★ドグ子のお出かけポイント★
津軽半島に沿って国道280号線をずーっと北へ走ると今別町の赤根沢地区に着くドグ。
道路端に赤岩がドドーンとあって案内標識もあるからすぐわかるドグ~!!
赤岩の赤と津軽海峡の青のコントラストがなんとも言えないドグよ☆
ドグ子☆